メン・イン・ブラック 2
昨日まで観ていたスターウォーズ初期3部作とどうしても比べてしまう。エピソード6からでも20年近くの時間が経っているんだから当然のことなんだけど、CG技術の進化に驚く。とは言っても、これが逆に最新作のアベンジャーズエンドゲームあたりを観た直後だと感想はゴロッと変わるんだけど。
前作から5年もの時間が空いての続編ということで、最初から続編ありきで製作されたものではなかったんだろうなという予想がつく。前作で引退してしまった「K」を如何に復活させるかというのがミソな気がしたりしなかったり。
冒頭で流れる昔のテレビ番組の内容が物語の核心っぽいのは理解できるんだが、いかんせん固有名詞の羅列と翻訳の関係からか、イマイチすんなりと頭に入ってこなかった。だから悪いエイリアンが追い求めている「光」と、それが彼らの手に渡ったらどうなるのか、また、そのタイムリミットや、結局何をすれば良いのかなどなどが理解できないままエンディングを迎えてしまった。
もちろん「光」の正体自体がオチとなったことがストーリーテリングの重要な部分だったという事は判るんだけど、前述の通り、目的や結果が不透明だから『はあそうですか』となってしまうだけで、爽快感がないのが珠に傷だ。
だからやっぱり映画の主題は「K」の復活ということになるのかもしれない。
»»鑑賞日»»2019/06/14
●原題:MEN IN BLACK II
●制作年:2002
●上映時間:88min
●監督:バリー・ソネンフェルド
●キャスト: トミー・リー・ジョーンズ/ウィル・スミス/ララ・フリン・ボイル
●お薦め度:★★★