Four Weddings and a Funeral

フォー・ウェディング

題名のフォーはベトナムうどんでもなくforでもなく、数字の4だった。原題の直訳(意訳なんて存在しないだろうが)は「4つの結婚式と1つの葬式」ということだった。
現実的にはあんまり無い話だが、映画や小説になるとありきたりな話を、まさしくその原題通りの手法で描いている。
ヒュー・グラント主演の優柔不断な優男やさおとこと謎めいた奔放美女との恋愛話、と言えば結末も想像できるようなもんだが、それを冠婚葬祭のみで描いているというのがミソの作品と言えましょう。
イギリス人は毎週土曜日に結婚式に出席しているのか?と感じてしまうが、圧倒的に見る確率の高いアメリカとは違う英国文化の特異性を垣間見ることが出来るのは楽しい(ホンマかウソかは判らんけど)。
そして真の主役とも言える脇役の面々が良く描けている群像劇の秀作だと感じた。
»»鑑賞日»»2019/07/31

サラの鍵」のジャーナリスト役のクリスティン・スコット・トーマスが本作にも重要な役で出演していたということは、この記事を書くまで気がつかなかった。

●原題:Four Weddings and a Funeral
●制作年:1994
●上映時間:117min
●監督:マイク・ニューウェル
●キャスト:ヒュー・グラント/アンディ・マクダウェル/クリスティン・スコット・トーマス/サイモン・キャロウ/ローワン・アトキンソン
●お薦め度:★★★

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