CAPTAIN MARVEL

キャプテン・マーベル

贅沢な話だが、いわゆる「普通に面白い」状態に陥ってしまった。
もちろん観ている間は、ちゃんと面白い。が、単体としての面白さを感じるよりも、アベンジャーズとの関連性を探す方にウエイトを置いている自分がいる。
とは言っても本編では主に若かりし頃のニック・フューリーの活躍と言おうか為人ひととなりの描写がのちのアベンジャーズへと繋がる部分になっているんじゃないのかな?直接的には銀河2つ分のポケベルと猫型エイリアンとスペースストーンのエピソードが大きな要素だろう。

単体としての面白さはどこだろう?
ヴァースの失われた記憶を探す旅。
見た目通りではない善悪の彼岸。
フューリーとの凸凹コンビぶり。
といったところだろうか。
全体的にはフューリーとの掛け合いがセンス溢れていて楽しく見どころだと思う。

「エンドゲーム」を観た時も感じたんだが、覚醒したキャプテン・マーベルはスーパーマンもタジタジな圧倒的なパワーを手に入れているんだから、もっと早くフューリーはポケベルを鳴らしておけばよかったんじゃないのか?と皆んな思っているんじゃないだろうか。

スター・ウォーズ」初期三部作を観たあとだからか、圧倒的な映像表現に息を飲むんだけど、だからと言って、観終わったあとまでそれが続かないのはなぜだろう。贅沢な話です。
»»鑑賞日»»2019/07/05»»U-NEXTにて

●原題:CAPTAIN MARVEL
●制作年:2018
●上映時間:124min
●監督:アンナ・ボーデン+ライアン・フレック
●キャスト:ブリー・ラーソン/サミュエル・L・ジャクソンジュード・ロウ/ベン・メンデルソーン/アネット・ベニング
●お薦め度:★★★☆

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