ニンジャバットマン

期待していた分、がっかり度が高い。
神風動画には一目も二目も三目も置いていたのだ。
神風動画と言えばカップヌードルとのタイアップで有名な「フリーダム」と関係が深い。あのオープニングアニメーションはココが製作したはずだ。
予告編を観るかぎり、さすがエエ動きしとる！と期待していた。
いよいよ世界を又にかけるプロダクションへと大手をかけたか！と。
マァたしかに動きは素晴らしい。しかしお話がもうバカバカしくて、お話にならないじゃないか。
この脚本家は多分、劇団新感線とかで有名な人だと思うけど、大御所すぎて誰も書き直しを進言できんかったんかいな。お城ロボ登場だけでも大概やのに、それが合体して大暴れとは。ヤッターマンかよ。それともグレンラガンか。
ヤッターマンでこれをやったら凄いと思うだろうけど、劇場アニメでこれは苦笑するほかないですぜ。よおこんなんでDCコミック側はゴーを出したのう。折角の神風動画世界進出をパーにしてもーとる。
ホンマ、人間の動きは3Dソフトで作ったとは思えない素晴らしさなのに、残念至極也。
»»鑑賞日»»2019/02/06

グレンラガンもこの脚本家がシリーズ構成等をしていたということを思い出した。道理で…である。
例によってwikipediaしてみると、この人は自分を「ゲッター者」と表現するほどのゲッターロボ大好きの人だと明言しているらしい。ということは、あのお城ロボ大合体は脚本依頼の時点で折り込み済みということか。ん〜、益々解せん。

この作品はDVDのほうがBDよりも圧倒的に高い商品になっている。四輪車のマニュアルシフト車とオートマ車の関係と同じく逆転現象の世の中になっているっちゅうこってすな。